若手キルター紹介vol.1 「母のために」

Leah(リア) 23歳 

小学校6年生のころに小学校の授業でアップリケ(ベースとなる生地にモチーフとなる生地を縫い付けること)を習ったのが初めての手芸体験。小学校卒業後、中学校に通いながら、アップリケの練習を重ねていきました。高校生になる頃には、ランチマットサイズのキルトを創ることができるようになったそうです。

リアの母イシアンはキルト小屋でキルトの販売スタッフとして活躍していました。昔、イシアンが体調を崩して寝込んだことがあり、「お母さんに無理をさせたくない」という気持ちから、イシアンの創る作品の一部をお手伝いしていたそうです。

それでも、リアはまだまだ半人前。生地を動物のかたちに切り取ったり、大きな生地をキルティングするのは「生地を無駄にしてしまいそうで、勇気が必要」だそうです。
「お母さんの目が見えづらくなってキルトができなくなったらどうする?」という質問には「もちろん、わたしが代わりに創り続けるよ」と、力強く応えてくれました。
「じゃあ、一人前に創れるように練習が必要だね」と伝えると、にっこりと笑いながらアップリケを続けました。

いつも落ち着いていて、家族想いのリアの気持ちは固まっているようでした。彼女が一人前の作品を創り上げる日が楽しみです。

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