皆様からいただきました、ご支援・ご寄付・オンラインコミュニティの収益を使って実施しました内容をご報告させていただきます。
▽村へのシェア
島民への細かいサポートは村長、ならびに村会議員が中心となって活動しているため、村へ毎月一定額を寄付しています。
▽島民の医療へのサポート
公立の病院で受診した際の診察料、薬代の9割をサポートしています。
2020年
▷ 3月16日から7月末 27名
▷ 8月 15名
▷ 9月 3名
▷10月 10名
▷11月 4名
▷12月 16名
2021年
▷ 1月 18名
▷ 2月 9名
▷ 3月 7名
▷ 4月 7名
▷ 5月 9名
▷ 6月 10名
▷ 7月以降 バランガイへ5,000㌷支給へと変更。病院診察時に500㌷支給される仕組みへ。
▽無料診療
カオハガン島の運営を支えてくださっている弁護士の息子さんが、最近医師免許を取得。クリニックを開始するまでの期間にカオハガン島で島民の診察を無料でしてくださることになりました。
▷すでに2回来島し、たくさんの島民が診察をしてもらいました。
▽珊瑚礁保護区の警備の強化
スタッフを多く配置しました。珊瑚礁保護区を囲うためのブイの設置のため、四隅に配置するドラムの設置を完了しました。
▽シュノーケリングマスクの貸し出し
ゲストの皆様を珊瑚礁保護区でのシュノーケリングツアーにご案内する際にお貸出ししていたマスクを、島民に貸し出しています。
マスクを借りた人は、捕ってきた魚を、魚を捕りにいけない人へシェアしてくれています。
▽燃料となるガスタンクの支給
村に設けた共同キッチン7か所へのガスタンク支援。ガスコンロとタンクを持っている家庭の協力を得て、近隣の住民が自由に使ってもいいという仕組みにしています。毎月1回ガスタンクの交換を支援し、どのように使うかは近隣の住民で相談しながら、助け合いながら使っていくというシステムです。
島に生えている木を切らずにすむように、このサポートを行う旨を島民に説明し、協力をお願いしました。
▷ 予算の都合上、2021年6月から一時中止しております。
▽飲料水の支給
マクタン島在住の日本人のご協力を得て、飲料水を週に4-5回、購入困難な家庭を中心に10-20Lを支給。
2020年
▷ 3月16日から6月末 17,600L
▷ 7月 20,400L
▷ 8月 19,200L
▷ 9月 16,800L
▷10月 18,200L
▷11月 17,000L
▷12月 15,000L
2021年
▷ 1月 14,600L
▷ 2月 18,800L
▷ 3月 14,400L
▷ 4月 14,400L
▷ 2021年5月から、1ボトル(20リットル)につき15ペソ(通常島内で買うと50ペソ)を払ってもらい、ガソリン代を自分たちで賄ってもらうことにしました。その15ペソすら払えず、飲料水に困っている家庭がないか、村や学校と協力しながら様子を見ています。
▽主食となるマイスの支給と島内清掃
食事に困っている島民のために、島内の清掃を定期的に開催しています。参加してくれた人には、ゴミと引き換えに主食となるマイスを分けています。
2020年
▷10/11 56家庭×3キロ
▷11/2 77家庭×3キロ、11/13 69家庭×3キロ、11/23 80家庭×3キロ
▷12/4 72家庭×3キロ、12/18 全家庭×2キロ、 12/31 37家庭×3キロ
2021年
▷1/16 80家庭×3キロ、 1/29 71家庭×3キロ
▷2/10 76家庭×3キロ、 2/20 107家庭×3キロ、2/28 96家庭×3キロ
2/21 モンゴ豆のスープの炊き出し 64家庭
▷3/12 94家庭×3キロ、 3/24 96家庭×3キロ
3/30 アミハンの陸揚げのお手伝いをしてくれた島民 30名×1キロ
3/31 ホテルエリアの夜間警備に協力してくれた島民 18名×4キロ
▷4/7 アミハンの陸揚げのお手伝いをしてくれた島民 約25名×1キロ
4/28 63家庭×3キロ、 8家庭×2キロ
ホテルエリアの夜間警備に協力してくれた島民 18名×5キロ
▷5/31 ホテルエリアの夜間警備に協力してくれた島民 18名×2キロ
▷6/25 関係者の農園から野菜とマイスをいただき、高齢者など特に困っている家庭に支給しました。
▷7/2 関係者の農園から野菜とマイスをいただき、高齢者など特に困っている37家庭に支給しました。
▷8/27 関係者の農園から野菜とお米をいただき、高齢者など特に困っている36家庭に支給しました。
▷9/24 関係者の農園から野菜とお米をいただき、高齢者など特に困っている45家庭に支給しました。
島内清掃の様子はこちらからご覧いただけます。
▽奨学金制度
カオハガンハウスの奨学生には、宿題を学校に提出、引き取りにいくための交通費、授業に必要な文房具やその他の教材なども引き続きサポートしております。
▷2021/9/20 奨学生のうち高校に通っている7名に文房具を支給しました。
【奨学生アルシェル・グディアについて】
以前から奨学金を出していたアルシェル・グディアが医学部に入学しました。彼女は将来島民に医療を提供するという夢を持っています。カオハガンハウスでは、彼女の医学部に通うための資金のサポートを開始しました。
▽学校と生徒へのサポート
週一度行われる給食の材料を調達するためのガソリン代や手当をサポートしています。幼稚園、小学校1、2年生は宿題ではなく、ビデオ学習のため、パソコン、電源、場所の提供を行いました。また、カオハガンハウスの奨学生はもちろん、高校生や大学生のオンラインクラスで使えるようインターネット回線のシェアをし、管理しています。
▷2021/9 小学校に、コピー用紙やプリンターのインクなど、引き続き行われている宿題学習に必要なものを支給しました。
▽雨水のシェア
雨が降らない期間が続き、島民が貯めていた雨水が底を尽き始めたので、宿泊施設で貯蓄していた雨水を分け合いました。雨水を大切に使用してもらうため、コンテナー1つ分(20L)につき5ペソを徴収(通常、村での雨水の相場は20Lで25ペソ)し、ポンプを動かすためのガソリン代に充てました。
2020年
▷10月 3,720L
▷11/8 2,640L、11/16 4,720L
2021年
▷1/15 600L、1/23 1,440L
▷2/27 1,320L
▷3/4 3,300L
▷7/27,28 8,800L
▷8/3 4,900L、 8/17,18 3,600L
2021年12月16日にセブ地方を大型台風が襲いました。
その大型台風による被害に対する緊急支援に切り替えたため、コロナ禍の島民へのサポートのご報告は終了とさせていただきます。
皆さまからのご協力に心より感謝申し上げます。