2017年春のスタディツアーのご案内

================================================================================

2017年春のスタディツアーのご案内

================================================================================

毎年春と夏に開催しているカオハガン島を舞台にしたスタディツアーのご案内です。

1週間カオハガン島にご滞在いただく中で、島の仕事体験や、珊瑚礁保護区でのシュノーケリング、島民の生活体験などを通して、島の「自然と共にある暮らし」から学んでいただくツアーです。人間と自然がバランスよく共生できる島の「豊かな暮らし」の中で、本当の「幸せ」とは「豊かさ」とは、を考え学び合っていただきたいと思います。

島に住む日本人スタッフが1週間のツアーのご案内をいたします。随所随所で参加者同士の対話を挟み、体験と内省を繰り返すことで、学びを深めていただきます。

 

〈出発日・旅行料金〉

成田・関空・中部・福岡発着(燃油サーチャージ)

2月16日(木)発    194,000円

2月23日(木)発    169,000円

3月2日(木)発     169,000円

3月9日(木)発     194,000円

3月16日(木)発    174,000円

 

 

〈ツアーのポイント〉

『経済の成長』に頼りきってきた現代社会、私たちに、近い将来、大きな『価値観の変更』が求められるのではないかと思います。これからの『平和な、しあわせな世界』を創るために、自然環境、暮らし、経済、自然、国家などと、どのように関わっていったら良いのか。小さなカオハガン島にきて、是非一緒に感じ、考えてみてください。

 

「持続可能な島」プロジェクトに参加、学ぶ

爛熟した市場資本主義に頼らず、誇りと自覚を持って島民たちの手で地元に根を下ろした豊かなコミュニティを創るために、島民と崎山が共に取り組んでいることを学び、「豊かな暮らしとは何か」を考えます。

 

地元に立脚したユニークな収入源から島の産業を学ぶ

自然から自分たちの手で何かを創りだすのが、島の「仕事」です。自然から愛とデザインをいただいて縫い上げ、世界で評価を受けている「カオハガン・キルト」。魚や貝の形をした木のお皿。ヤシの実からココナツオイル、海水から食塩を作る。働いている島民にインタビューをして、カオハガン島の産業のあり方について理解を深めます。

 

熱帯珊瑚礁保護区でシュノーケリング

カオハガン島のある熱帯珊瑚礁の海は、世界で最も「生物の多様化」の濃い場所です。2008年に島の7倍の面積の海域を囲って、「カオハガン島熱帯珊瑚礁保護区」を創りました。珊瑚、魚、いろいろな海洋生物がいっぱいの海をシュノーケルで覗きます。レクチャー、視察を通して海の環境保護、生物多様化の重要性について考えます。

 

島民の暮らし体験で交流と学びを

生活には雨水を利用し、あまりモノを持たないシンプルな暮らしを送るカオハガン島の人々。「自然からの恵みをいただいて、一生暮らしていく技術」を、島民たちは15歳くらいで身につけてしまいます。一日島民の家族と一緒に過ごし、家事の手伝いなどをしながら、島民の暮らしを体験します。自然からたくさんの恵みを直接いただき、深い感謝をし、それを皆で分け合う暮らしから、「豊かさ」のヒントを得てください。

 

〈旅程〉

日程 訪問都市 スケジュール
1 成田・関空・中部・福岡発

セブ着

カオハガン島

【11:30~18:00】空路、セブへ(乗継)

【深夜】着後、ボートでカオハガン島へ

2 カオハガン島 【午前】オリエンテーション/島内散策

カオハガン島の歴史や「持続可能な島」プロジェクトの理念などの話を聞き、島内の村役場や小学校などを見学します。

【午後】島のお仕事見学

自然の中から生まれるクラフトや食品の制作過程や工房の見学、スタッフへのインタビューを通して地域に根差した産業について考えます。

島の子どもたちとアートで交流

【夕刻】はじめのワークショップ

3 カオハガン島 【午前】カオハガン島の沖に広がる熱帯珊瑚礁保護区にてシュノーケリング

事前に熱帯珊瑚礁の生態や「エコシステム(浄化作用)」、海洋環境の保護についてのレクチャーを受け、理解を深めます。

【午後】島の伝統的なクラフト作り、または珊瑚や貝などを使ったアクセサリー作りの体験

4 カオハガン島 【終日】島民の家庭で生活体験

島の家族と一緒に一日を過ごし、自然と共にある「豊かな暮らし」を体験します。

【夕刻】日中共に過ごした島の家族と浜辺で交流パーティー

5 カオハガン島 【終日】自由行動

*希望者は現地にて釣り体験や、干潮の時にだけ現れる幻の島スモンドン島へのオプショナルツアーなどにご参加いただけます。

(現地申込、実費ご負担ください。)

6 カオハガン島

セブ島

【午前~午後】「持続可能な島」プロジェクトへの参加

持続可能なコミュニティを創るための取り組みに実際に参加します。(例:ごみ箱作りや植林など)

【夕刻】まとめのワークショップ

【夜】夕食後、ボートで空港のあるマクタン島へ

【深夜】空路、帰路の途へ(乗継)

7 成田・関空・中部・福岡着 【9:00~21:00】各空港到着後、解散

 

〈過去の参加者の声〉

北海学園大学2年生(参加当時)吉田結衣さん

何か目標があったり自分のやりたいことがあったりする人がうらやましくて、反対に何もない自分が嫌いでそればかり考えていました。そんな時にこのカオハガン島のスタディツアーを知り、自分を変えるきっかけになればと思い参加をしました。ここでの1週間は、時間がゆっくり流れているにもかかわらず、1日が過ぎるのが早くて、その中にはたくさんの出逢いと経験がありました。島民たちはみんな笑顔で優しく接してくれるので、すごく温かい気持ちになれて、自然とこちらまで笑顔になっているのに気付きました。この島の人々は自然の偉大さをちゃんと知っていて、それに感謝をしている。本来なら自然から何もかももらって生かされている私たち人間にとって、あたりまえのことなのに、今の社会では感謝するどころか支配しようとしている。自然、また食べものに感謝する気持ちを改めてカオハガンの人たちに教えてもらった気がします。このような話をメンバーとシェアして話すことによって、違う考え方が聞けたり、新たな発見があったり、自分の気持ちや考えに改めて気付いたり。普段なかなかそんなこと考える機会がないので、じっくりと考えられること自体が幸せだなと思いました。心を裸にしてくれ、本当に大切なことって何なのか考えさせられる。カオハガンはそんな場所だと思っています。そして、このカオハガン島が教えてくれたのは今を精一杯生きるということ。ここでの毎日は心から楽しくて、先のことを考えるのを忘れて、夢中でその瞬間を楽しんでいた気がします。それは多分これからの自分に大切なことだと気付きました。きっとまたここに来てしまうと思います。

 

慶応大学理工学部2年生(参加当時)羽田拓磨さん

大学2年になり、自分という人間に挫折し、自分のあり方に悩み苦しんでいた時期がありました。そんな中、海外に行きたいと思ったことのなかった自分が、このツアーと出会い、カオハガン島に一目で魅了されました。透き通った海、恋い焦がれるような夕日、子どもたちの目の輝き。どれも私が生きてきて初めて出会うものばかりでした。毎日が新鮮でひとつひとつのことに今の日本での自分の姿勢を考えさせられました。「幸せ」には絶対的な形はないと思います。ただ、島民の心の底からの笑顔を見て本当に「幸せ」を感じました。そのことを感じること自体が私にとっては大きな経験でした。島民たちは私たちの名前をすぐ憶え、日本では考えられないほどフレンドリーに接してくれました。子どもたちに手をひかれ「サンポサンポ」といってのんびり過ごす日々。水道のない生活において、雨水は本当に貴重で子どもたちと裸になって大雨の中駆け巡り、みんなが頭を洗ってくれました。島にいる間、私はずっと笑顔でした。心から笑っていました。ゆっくりとした時間が島に流れる中で「幸せ」とは「豊かさ」とは、についてこのツアーで初めて会った仲間たちと心を裸にして語り合った時間は幸せそのものでした。日本というせわしない国で生きる我々にとって、大切なことは一歩立ち止まって自分を見つめ直す「空間」と「瞬間」だと思いました。

「幸福とは、考えること、言うこと、することが調和している状態である」マハトマ・ガンジー。この言葉の本当の意味を心と体で感じることができました。語りあった仲間、笑顔をくれた島民、成長した自分、新しい夢、すべての素敵な出会いに「ありがとう」

 

三重大学医学部4年生(参加当時)林結奈さん

島での生活は、最初は日本と比べてしまい、不便な点ばかりに目がいっていました。しかし、島で生活しているうちに、そんなことは気にならなくなり、島の魅力を体と心いっぱいに感じるようになっていました。島の人々はとても穏やかで温かく、自然は自然のままに生きていました。ここの生活は、うれしすぎて、楽しすぎて、感動のあまり、何度涙がこぼれそうになったことでしょうか。教えてもらった、学んだという感覚はなく、心と身体でひたすら島を感じ続けた1週間でした。

日本は経済的にも豊かで、医療も進み長生きが可能となりましたが、それでも幸せだと感じる人は少ないと言われています。「人生はどれだけ呼吸をし続けるかで決まるのではない。どれだけ心の震える瞬間があるかだ。」とジョージ・カーソン氏は残していますが、この島では、心の震える瞬間がたくさん訪れました。カオハガンの自然の美しさや人々の温かさ、子どもたちの瞳の美しさはきっと忘れることはできません。カオハガン島での生活を通して、今までの自分、そしてこれからの自分について見つめ直すことができ、これからの自分と未来に希望を持てるようになりました。自然に感謝し、周りの人々に感謝し、感謝してもしきれないくらいの「ありがとう」の気持ちでいっぱいになった旅でした。

 

〈お問い合わせ・ご予約〉

お問い合わせやご予約、その他の詳しい情報はこちらのホームページをご覧ください。

http://www.nanka-e-tabi.com/tourlist?tc=WD6BPHTX1C03,WD6BPHOX1C03,WD6BPHNX1C03,WD6BPHFX1C03

Information

More