Maayong Hapon! Kumsta ba mo?(こんにちは! みなさん、お元気ですか?)

ひさびさの「ビサヤ語ちょっとひとこと」。今回はクリスマスと新年にまつわるビサヤ語です。

「Maayong pasko ug Bulahang bag-ong tuig!」

メリークリスマス & ハッピーニューイヤー!

 「クリスマス」はビサヤ語で『Pasko』(パスコ)と言います。クリスマスシーズンに『Pinaskohan』(ピナスコハン=「クリスマスプレゼント」)という言葉を耳にしたことがある方も多いかと思います。母屋で毎年5月と12月に行われる古着のプレゼントのことも『Pinaskohan』と言っています。 この“Pasko” に、「良い(good)」という意味の『Maayo』(マアヨ)を頭につけて、「メリークリスマス!」は『Maayong Pasko!』(マアヨンg パスコ)と言います。

 ビサヤ語で「新年」は「新しい」という形容詞の“Bag-o”(バグ-オ)に、「年」=“Tuig”(トゥイッg)をつけて『Bag-ong tuig』(バグ-オンg トゥイッg)と言います。「ハッピーニューイヤー!」と言いたいときは「幸運な」と言う意味の『Bulaha』をつけて、『Bulahang bag-ong tuig!』(ブラハンg バグ-オンg トゥイッg)と言いましょう。

(※発音の表記の仕方は、ビサヤ語テキストの仕様に準じています。)

【クリスマスに関連する表現】

「クリスマスは何をしていたの?」

『Nag-unsa ka ba sa Pasko?』(ナグ-ウンサ カ バ サ パスコ)

「クリスマスプレゼントはもらった?」

『Gihatagan ka ba’g Pinaskohan?』(ギハタガン カ バッg ピナスコハン)

    ―「はい、もらいました」 『Oo! Gihatagan ko!』(オオ!ギハタガン コ)

    ―「いいえ、もらいませんでした」『Wa(Wala). Wa ko hatagi.』(ワ(ワラ)。ワ コ ハタギ)

「クリスマスプレゼントに何をもらったの?

『Unsa’y imong Pinaskohan?』(ウンサイ イモンg ピナスコハン)

  ―「母屋で洋服をもらいました」『Gihatagan ko ug sanina sa Building.』(ギハタガン コ オグ サニーナ サ ビルディング)

 ※カオハガン島民は母屋のことをビルディングと言います…。

    ―「ステキなクリスマスカードをもらいました!」『Gihatagan ko ug nindot nga Christmas Card.』(ギハタガン コ オグ ニンドッt が クリスマス カード)

【新年に関連する表現】

「新年は何をしていたの?」

Nag-unsa ka ba sa adlaw sa bag-ong tuig?』(ナグ-ウンサ カ バ サ アドラウ サ バグ-オンg トゥイッグ)

「日本では新年にお寺に行きます」

『Sa Japan, Moadto mi sa Temple sa adlaw sa bag-ong tuig.』

(サ ジャパン、ミアット ミ サ テンプル サ アドラウ サ バグ-オンg トゥイッグ)

「お寺では、新しい一年の幸せを祈ります」 『Mag-ampo mi sa Temple para sa kalipay sa bag-ong tuig.』

(マグ-アンポ ミ サ テンプル パラ サ カリパイ サ バグ-オンg トゥイッグ)

written by IKI KUDO


ビサヤ語ちょっとひとことVol.2
『Nag-unsa ka?』(ナグ ウンサ カ)
Unsa(ウンサ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?そう。日本語の「何?」、英語の「What」にあたるビサヤ語です。『Unsa ni?』(これは何ですか?)というように使用されます。
このUnsaを使って、「あなた(今)何をしていますか」と、相手に尋ねる表現がこの『Nag-unsa ka?』です。“Nag”はビサヤ語で動詞を作る“Mag”の現在・過去形です。この“Mag”にかかれば、だいたいどんな単語でもたちまち動詞に変わってしまうという大変ありがたいヤツなのです。
「何」の“unsa”に「している」の“Nag”を足すと、何+している=何しているということで『Nag-unsa』(何しているの?)という表現になります。ここに「あなた」を表す“ka”をつけて『Nag-unsa ka?』(あなたは何をしていますか?)のできあがり。ちなみに相手が複数いたら「あなたたち」の“mo”をつけて『Nag-unsa mo?』です。これを使って、島の子どもたち、大人たちに積極的に話しかけてみましょう。良い会話の糸口になりますよ。
さて。“Nag”が出てきたところでもう一つ。さっき、この“Nag”はどんな単語でも瞬時に動詞に変える便利なヤツとご紹介しました。その例をいくつかみてみましょう。

例えば身近な単語を使って・・・
「マック行こうよ!」→『Mag-MacDo ta!』(マグ マクド タ)
マックはビサヤ語で“MacDo”(マクド)といいます(関西風?)。“MacDo”に“Mag”(この場合は未来形ですね)をつけて、「私たちみんな」という意味の“ta”をつけました。これだけで、「マック行こう」と誘うことができるんです。ちょっと古いですが「マクる」と言うような感じでしょうか。

この他にも・・・
「ディスコで踊ろうよ!」→『Magdisko ta!』(マグ ディスコ タ)
「ビールを飲もうよ!」→『Magbeer ta!』(マグ ビアr タ)
など。

ビサヤ語の単語がわからない時でもこの“Mag”さえあれば『Mag-sleep ko』(マグ スリープ コ)「私は眠ります」(“ko”=「私」)のように知っている英単語と組み合わせて、なんとかその場を乗り切ることができちゃいます!


ビサヤ語ちょっとひとことVol.1
“ Nindot-a a!”(ニンドータ ア!)
 「すごくイイね!」

 これはセブのラジオ放送から生まれた流行語で、日本語では若い子の言葉で言えば、「超イイ!」、英語なら「Wow, Cool!」と言うように、何かに感激したときや何かを褒めたい時に使います。もともとは “ Nindot ”(ニンドッt※:美しい、ステキな)と言う単語で、その最上級が “Nindot-a”(ニンドータ)。それに日本語なら「ね」や「よ」と言った強意表現の “a”をつけています。  ビサヤ語には日本語の敬語や尊敬語に相当する表現はありません。ですから「すごくイイですね!」も「超イイ!」もひとこと、“Nindot-a a!”でOK。簡単ですね。  例えばフィエスタの時、若者が精一杯のおしゃれをしていたら、すかさず “Nindot-a a!”と言ってあげてはいかがでしょう?もちろん、おじいちゃん、おばあちゃんのおしゃれにも“Nindot-a a!”ですよ!? (※発音の表記の仕方は、「南の島から」ビサヤ語テキスト「Adto na ta! Caohagan ビサヤ語会話入門」の仕様に準じています。)